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兵庫県が朝日新聞で紹介される
兵庫楽農生活センターが、朝日新聞に紹介されました。
兵庫県は、就農希望者を支援したり、地元農産品を使った料理を提供する
など「食」と「農」に関する体験.実践施設「兵庫楽農生活センター」を昨年11月、神戸市西区にオープンした。同県は、農家数が全国3位の「農業県」。農
作業体験などを通じて、ゆとりや安らぎを実感できるライフスタイルの実現を
目指すという。
「就農コース」の受講料年12万円
兵庫県加東市の会社員、古跡保雄さん(62)はセンタート内のビニールハウ
スでネギなどを収穫していた。
センターでは楽農学校事業として、
①市民農園などの利用希望者を対象にした基礎的な農業技術の研修
②就農を目指す人を対象にした総合的な農業技術の研修
③起業を目指す人に対する農産加工など農業ビジネスの研修
を実施している。
古跡さんは、②の「就農コース」を昨年9月から受講している。今年3月に会
社を定年退職するのを機に農業を始めようと決意。「親の農場があるので、
野菜づくりなどやりたい。ここでは収穫した野菜をセンター内の直売所で販売
したり、レストランで食材として使われるので、やりがいもある」と話す。
「就農コースの受講生は現在12人。原則は1年間だが、希望すれば2年間も
可能だ。受講料は年間12万円中各自がビニールハウス(250平方㍍)と畑
(300平方㍍)を受け持ち、ホウレン草や小松菜、チンゲン菜、菊菜などの野
菜を栽培している。農業の指導員は6人。河合良行さん(56)は「団塊の世代
前後だけでなく、若い人も多い。生産から販売まで一貫してやれるので、大き
な励みになっている」。
〝農〟を生活の中に
「兵庫楽農生活センター」は、旧農業試験場跡地に県が10億円を投じて整
備。以前からあるビニールハウスや農場などに抑え、昨年11月には新たに
レストランや加工施設、管理研修棟、キノコの栽培体験のできる「きのこ館」、
農機具展示場、果樹園などがオープンした。全体の広さは約14ヘクタール。
レストラン棟や加工施設様などには県産材を使うなど建物づくりにもこだわっ
た。 センターの運営は、「兵庫みどり公社」が、民間企業や地元の農業者グループと連携して行っている。レストラン「かんでかんで」を運営するのは、業務用食品卸大手のトーホー(本社.神戸市東灘区、東証.大証1部)。
店名は、地元の地名である神出のほか、「よくかんで」との意味を込めたとい
う。
センター内で収穫した野菜や県内産の和牛など地元産の素材を生かしたメ
ニューが最大の特徴だ。昼(営業は午前11時~午後3時)は、15OO円で食べ放題が楽しめ、平日も行列ができる人気という。夜(同午後9時)のメニユーは
馬牛のサーロインステーキ(4880円)、地鶏ムネ肉のクリーチュー(2780円)な
ども。食器も、地元の丹波立抗焼などを使用している。
来年度には、農産品の直売コーナーを拡充し、直売所として整備する予定
だ。
センターでは、楽農交流事業として、農作物の加工や野菜の親培体験なども実施している。土.日曜には、そば打ち体験やみそづくり、白菜キムチづくり
などさまざまな農産品の加工教室も開いている。センターのある神出地区で取れた素材を利用することが多く、市民らに好評だ。
また、遠方に出かけられない高齢者らを対象にした出張講座も展開。野菜や花作りなどを指導する。親子で田植えから稲刈りまで一貴して体験し、「食」
や「農」について学習する親子農業体験は年5回実施している。今後は、キノコ栽培の体験学習などにも取り組む。
兵庫みどり公社常務理事で同センター長を務める世古静夫さん(60)は「年間9万人の来場を見込んでいるが、オープンからすでに2万人が訪れた。最近の調査では、6割の県民が何らかの形で〝農″にかかわりたいと思っており、その願いに応えたい」と話している。
農水省の04年の調査によると、兵庫県の農家数は10万5000戸で全国3位、就業人口は9万400O人で15位に位置する。水稲は全国14位だが、レタスの収穫は4位、タマネギ3位、カーネーション3位などと上位にランクされる品目も多い。
/県は、流通や消費、環境を含め生活者の視点に立った農林水産業の振
興を目指す「ひょうご農林水産ビジョン2010」を策定。農作業体験や土と縁の
触れ合いを実践し、「食」と「農」を楽しむ「アグリライフ」を提唱した。
兵庫楽農生活センターは078・965.2651。
Posted by mtkigyou : 22:18 | Page Top ▲